メディカルパパ〜医療・看護学生や新人向け〜

医療・看護学生や新人向けに解剖・生理学から疾患別まで幅広く情報を提供していきます。また、健康に関する情報も発信しています。

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膝に痛みが。変形性膝関節症の特徴を理解しよう。

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変形性膝関節症の特徴

性別:女性に多い

体型:肥満に多い

年齢:50歳以降に多い

1次性 or 2次性:1次性に多い

 

 

あてはまっている方は要注意ですよ?

私は大丈夫なんて思っていると後で痛い目しか見ません。

 

 

予防が大切なので頑張りましょう。

『継続は力なり』

 

 

1次性って何?ですよね?

 

 

1次性とは、突発性と言って病気や外傷が原因とならないことを言います。

逆に、病気や外傷が原因となってなるものを2次性もしくは、続発性と言います。

 

続発性には変形性股関節症があります。

分かっていただけましたか?

 

変形性膝関節症を助長する原因

変形性膝関節症ってそもそもどうやってなるのかがわかっていないと予防もなにもできませんよね?

 

日常生活で膝を痛める動作は何かというと

 

  • 床から立ったり座ったりするとか
  • 階段をよく使うとか
  • 和式のトイレにしゃがみ込むような姿勢が多いとか

 

様々な動作で膝に負担がかかっています。

 

また、骨盤が後傾位のまま立ち上がったり、スクワットをしたりすると膝関節にかなりの負担がかかってきます。

 

変形性膝関節症は、

40歳代で約10%

60歳代で約60%

80歳代で約80%

 

とどんどん増えていきます。

 

 

80歳代になれば、5人に4人もなるってことです。

多いですよね。

 

O脚が気になる方がいませんか?

O脚は膝関節が外側方向に逃げていくことで助長されます。

これがひどくなると外側スラストと言って、歩きながら体重がかかった時に膝関節が外に逃げているのが見てわかるようになります。

 

こうなってくると膝関節で踏ん張ることが出来ません。

 

外側スラストになっていく原因としては、

  • 大殿筋下部繊維の収縮力低下
  • 大内転筋の収縮力低下
  • 前脛骨筋の収縮力低下

 

と言われています。

 

大殿筋下部繊維は外側広筋に付着していて、

膝関節の伸展効率を高めるとも言われています。

 

しかし、これは外側スラストになる前段階が悪い影響を与えているため、予防のために上記の筋肉を鍛えればいいかと言えばそうではありません。

 

変形性膝関節を助長するのは、腓腹筋や膝窩筋、後脛骨筋、ハムストリングス、内側広筋、薄筋など多数あります。

 

これらは、膝関節の疼痛部位によって治療部位や運動部位は異なってきますので、

なかなか一般の人向けに書いていくのは難しい状況です。

 

 

申し訳ない…です。

 

 

運動療法・物理療法

有酸素運動は、歩くことも効果的ですが、かえって膝を悪くすることも多くあります。

そういう時は、プールや自転車エルゴメータを使って、効率よく有酸素運動を行いましょう。

 

  • 足部の巧緻動作
  • バランス運動
  • 物理療法(超音波療法・温熱療法・電気刺激療法など)

 

その他に着目する視点を変えたことで疼痛の軽減を図ることが出来た症例を紹介します。

 

 

  • 固有感覚受容器の刺激

位置覚や運動覚は関節の安定性保持や関節運動の制御に働いているとされています。

 

この固有感覚は、慢性期(受傷3カ月以上)を過ぎると悪化が著しくなる様です。

 

筋肉だけの介入ではなく、固有感覚も一緒に刺激してスムーズな膝関節の動きを出していきましょう。

 

  • 膝蓋下脂肪体由来の疼痛

膝蓋下脂肪体は、膝関節の円滑な曲げ伸ばしを行うためのクッションとなります。

変形性膝関節症によって関節内の炎症が波及することで線維化が生じ、クッションの役割が出来ずに疼痛を認めることがあります。

 

膝蓋下脂肪体の拘縮例では、膝関節を最終域まで伸ばす(伸展)すると、膝蓋下脂肪体は前方へ移動しないため、膝蓋靭帯や内外側膝蓋支帯が緊張せず、膝蓋下の扁平化を来たすのです。

 

これは、膝関節の手術したTKAの方のもっとも起こりやすいことです。

大腿四頭筋の筋力に影響してきますので、治療者は気を付けましょう。

 

  • 脊柱全体のアライメント修正

骨盤の前・後傾のみではなく、体幹の回旋や側屈などの可動域が原因となって膝関節の疼痛を助長することもあります。

関節可動範囲が少ない方には、試してみるのもいいかもしれませんね。

 

  • 外反母趾痛による疼痛回避歩行が影響して膝関節に疼痛が出現

外反母趾の疼痛が原因となって、足趾に力が入り、場合によっては膝関節内側に疼痛が出現することもありますのでしっかりとした問診や評価が必要です。

 

  • 協調作用による膝関節面接触

大腿四頭筋腓腹筋の共同作用によって大腿脛骨関節及び膝蓋大腿関節に接合力が生じ、膝関節伸展位から屈曲60°がスムーズに可能となります。

膝関節屈曲60°以上は大腿四頭筋ハムストリングスの共同作用によって接合力が生じます。

 

いかがでしょうか?

少しは参考になりましたか?

 

膝の痛みがあると日常生活がつらいと思うことが出てきます。

しっかりと自分の体と向き合うために

周りのサポートを受けてみてください

 

よろしくお願いします。

 

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