メディカルパパ〜医療・看護学生や新人向け〜

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腰椎椎間板ヘルニアの症状ってどこに出る?

 

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腰椎と腰髄

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腰椎は5つから構成されています。

第1腰椎、第2腰椎、第3腰椎、第4腰椎、第5腰椎とそれぞれ呼ばれています。

 

この椎体と椎体の間に出てきているのが腰髄神経(脊髄神経)となります。

 

第1腰椎と第2腰椎の間からは第2腰髄神経。

 

第2腰椎と第3腰椎の間からは第3腰髄神経。

 

第3腰椎と第4腰椎の間からは第4腰髄神経。

 

第4腰椎と第5腰椎の間からは第5腰髄神経。

 

第5腰椎と第1仙骨の間からは第1仙髄神経。

 

腰椎椎間板ヘルニアの分類

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腰椎椎間板ヘルニアには、飛び出す方向(3通り)と飛び出し方(3パターン)がミックスされており、合計で9つの分類に分けることができます。

 

飛び出す方向

1)正中型→腰痛

2)外側型→下肢痛

3)外側方型→下肢痛

 

飛び出し方

1)膨隆型(突出型)

髄核は線維輪の中に存在しており、症状は軽度またはなし

 

2)脱出型

髄核が線維輪を突き破って飛び出しています。

 

3)脱出遊離型(移動型)

髄核が線維輪から飛び出して移動しています。

 

腰椎椎間板ヘルニアの特徴

好発年齢:20~40歳代

男女差:男性に多い

好発部位:第4腰椎と第5腰椎間が最も多い

 

ということは

『第5腰髄神経』の圧迫による神経症状が一番起こりやすいということになります。

 

整形外科テスト

  • ラセーグ徴候(下肢伸展挙上テスト)

Bragard徴候(下肢伸展挙上から軽度下肢を下降させ、疼痛消失させた後、足関節背屈すると陽性)

 

  • ボウストリング徴候(ラセーグ徴候で陽性になった角度で、膝関節屈曲90°させ、患側下肢を検査者の肩に乗せる)

 

  • 大腿骨過伸展テスト
  • Kempテスト

 

第4腰髄神経根障害による機能不全

筋力低下

腱反射

知覚障害

前脛骨筋

膝蓋腱反射減弱または消失

内側のくるぶし周囲

 

第5腰髄神経根障害による機能不全

筋力低下

腱反射

知覚障害

長母趾伸筋

 

足背部

 

第1仙髄神経根障害による機能不全

筋力低下

腱反射

知覚障害

長短腓骨筋

アキレス腱減弱または消失

外側のくるぶし周囲