メディカルパパ〜日本健康愛〜

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末端冷え症(性)は定義から曖昧?解決する糸口はあるのだろうか?

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今回、冷え症の方のために解決する糸口を様々調べてきました。

しかし、冒頭で言っておきます。

 

私には解決する糸口が見つかりませんでした。

 

運動療法や食事療法は様々あります。

 

ですが、今見ていただいているあなたの冷え症を少しでも緩和させる自信はありません。

 

それでも読んでいただける方は

最後までお付き合いの程、

よろしくお願いします。

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定義

身体の特定部位にヒヤヒヤした不快な冷たさを感じる状態を指し、通常半年以上続く場合をいう。

その大部分には器質的な異常は認められず、多くは不定愁訴の症状の1つとして受け止められている。

 

【文献】大和 孝子(著):若年女性における冷え性と加速度脈波との関連.2005年

 

不定愁訴とは、

患者様からの訴え(主訴)は強いが主観的で多岐にわたり、客観的所見に乏しいのが特徴。

「頭が重い」

「イライラする」

疲労感が取れない」

「よく眠れない」など。

 

Wikipedia引用

 

しかし、文献によって冷え症の定義は異なっています。

 

『冷たく感じるだけなのか』

 

『表面温度の低下を伴うのか』

 

『随伴症状や痛み、苦痛を伴うのか』

 

『どれだけ継続しているのか』

 

等に違いがある様子

 

研究者による冷え症の定義を示し、

自覚の有無を問うものもあります。

 

いくつかの質問によって、研究者の冷え症の定義を満たすものを選んで冷え症者とする報告もあります。

 

また、自律神経やホルモンのバランス、循環器系など様々な関わり合いがあるため、

 

病態や治療法に関しても不明な点は多々あります。

 

これは冷え症が直接的に生命を脅かさない疾患であるため、医学的にあまり関心を持たれていない原因の1つではないかと私は思っています。

 

冷え症のタイプ

冷え症のタイプには大きく分けて以下の4つを上げました。

 

自律神経失調症

自律神経は生体が寒冷や運動、出血などの刺激を受けて、調節的に反応しなければならない時に働きます。

よって自律神経失調症では、体温の調節機能の低下や血液循環の滞り等から冷え症を起こすことがあります。

 

ここで疑問です。

 

自律神経には交感神経と副交感神経が存在します。

 

どちらのバランスが崩れるのでしょうか?

 

もっと言えばどちらが亢進になるもしくは低下になっているのでしょうか?

 

この話はのちほど述べましょう!

 

②ホルモンアンバランスタイプ

特に性ホルモンのバランス異常。

ストレスが多かったり、更年期になったりすると、

女性の心身をコントロールする女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が乱れ、

血行の悪化などを招きます。

また、無理なダイエットも冷え症を招きます。

 

③低血圧タイプ

血圧とは、循環血液量×末梢血管抵抗のこと。

 

例えば、痩せ型の女性がいたとしましょう。

もっと言えば、栄養失調症の方です。

痩せ型の人はエネルギー摂取量が低く、その上代謝率が低下し、熱産生の減少につながります。

そうすると、体は核心温を維持するために皮膚血管の収縮を引き起こすこと、

プラス、末梢の血流量を下げる事で熱放散を抑制しようと働きかけます。

 

血流量が低下することで血行はさらに悪くなり、冷え症を招いてしまいます。

 

④貧血タイプ

栄養失調症による鉄欠乏性貧血や血圧低下による貧血が多いと考えられます。

 

随伴症状

  • 肩こり
  • 腰痛
  • 頭痛
  • 頭重感
  • 便秘
  • しもやけ
  • 肌荒れ
  • 不眠

など

 

冷え症になるとこれらの症状はよくありますよね?

 

自律神経失調症

自律神経失調症とは、交感神経と副交感神経のバランスが崩れること。

機能が亢進する、あるいは機能が低下することで発症します。

 

さまざま調べた結果以下のことがわかりました。

  • 交感神経の過活動による冷え症
  • 副交感神経の過活動による冷え症

 

この両者の意見がありました。

 

交感神経の過活動による冷え症の特徴

冷え症者では末梢循環の血流量が低く、心拍数が高いという結果に。

また、代謝率の低さが熱産生を減少させるとしています。

私たちは核心温を維持するためには、体の熱産生の割合が熱喪失の割合と合致しなければいけません。

しかし、熱産生の割合が小さくなり、熱喪失の割合が大きくなると、視床下部にある熱産生中枢が交感神経を刺激し、皮膚血管の収縮を引き起こすことで末梢血流量が低下し、熱放散を抑える機序が働きます。

これにより、末梢血流量が低下したことで末端が冷えてしまうという現象が起きていると考えられています。

 

副交感神経の過活動による冷え症特徴

高度の痩せ=体重減少、もっと言えば体組織の減少は代謝の低下を導き、代謝の低下は血液循環量とその速度の低下を招くとされています。

血液循環量と速度が低下するということは、徐脈ということを示します。

徐脈になっている具体例として、QT時間の延長やR-R間隔の延長が報告されているようです。

 

以上の結果から、副交感神経の過活動が原因ではないかとされています。

 

【まとめ】

いかがでしたでしょうか?

両者の言っていることは私自身、正しいと思っています。

今回の検証で自律神経失調症に関してはまだまだ奥が深いことがわかりました。

冷え症にもさまざまあります。

十人十色です。

 

そこで冷え症の皆さんまたは冷え症だった皆さん、私に力を貸してください。

 

『私は昔冷え症でこんなことしたらよくなりました。』

 

『冷え症でこんなことしています。』

 

など意見がありましたら是非お知らせください。

あなたの力が皆さんを元気にします。

よろしくお願いします。