メディカルパパ〜日本健康愛〜

医療・看護学生や新人向けに解剖・生理学から疾患別まで幅広く情報を提供していきます。日本全国に健康愛を。

スポンサーリンク

【解剖・生理学】視床下部・下垂体から出るホルモン分泌の特徴。ニュースになった下垂体腺腫とは。

 

f:id:evolution8383:20190308201429p:image

 

昨年(2018年)に女性お笑い芸人コンビ

 

ガンバレルーヤのよしこさん

 

の脳内に下垂体腺腫が見つかり、手術のため一時芸能活動を中止していたことを皆さんご存知だと思いますので、興味を持ってご覧ください。

視床下部

f:id:evolution8383:20190110125552p:plain

視床下部自律神経中枢が存在し、交感神経や副交感神経機能及び内分泌機能を全体として総合的に調節しています。

その他には、体温調節飲水行動摂食行動(摂食中枢と満腹中枢)性行動があります。

語呂合わせ

視床下部さん、チーッス(TISS)』です。

T→体温調節

I→飲水行動

S→摂食行動

S→性行動

覚えておきましょう。

 

視床下部から分泌されるホルモン7つ

  • 成長ホルモン放出ホルモン
  • 甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン
  • 副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン
  • 性腺刺激ホルモン放出ホルモン
  • プロラクチン放出ホルモン
  • プロラクチン放出抑制ホルモン
  • ソマトスタチン

 

※ソマトスタチンといえば、以前、記事に取り上げていますので、下記をチェックしてください。見るところは膵臓です。

下垂体前葉(腺性下垂体)

下垂体前葉から分泌されるホルモンは6つ

  • 成長ホルモン

成長の促進、血糖の上昇、タンパク質合成に関与します。

サイロキシン分泌を促進します。

  • 副腎皮質刺激ホルモン

糖質コルチコイド分泌を促進します。

  • 卵胞刺激ホルモン

エストロゲン精子の形成、精細管の発達促進をします。

  • 黄体形成ホルモン

プロゲストロン分泌やアンドロゲン分泌を促進します。

乳腺発育や乳汁分泌の促進や排卵分泌の抑制に働きます。

 

下垂体後葉(神経内分泌)

下垂体後葉から分泌されるホルモンは2つ

子宮筋の収縮や乳汁分泌を促進します。

水分の再吸収に働きます。バソプレシンは、髄質集合管に作用します。

 

集合管については、以前記事にしましたので、チェックしてみてください。

 

下垂体腺腫

下垂体腺腫の症状は、ホルモン分泌の異常によるものや腫瘍による局所圧迫による視野障がいがあります。

下垂体より上方には、視神経が走っており、ここでは視神経が交叉しています。そのため、腫瘍が大きくなるにつれて、視交叉の場所を圧迫することで、下の画像で言うと右眼球の外側、左眼球の外側が視野欠損(両耳側半盲)してしまいます。

f:id:evolution8383:20190110125529p:plain


見え方としては、このようになります。

f:id:evolution8383:20190110125509p:plain


どうですか?

見にくいですよね…