更新日:2019年8月12日
腕尺関節とは?
腕尺関節とは、
上腕骨滑車と尺骨滑車切痕からなる関節のことです。
形態:蝶番関節(ちょうばんかんせつ):別名ラセン関節、1軸性
運動方向:屈曲、伸展
運搬角(肘角):上腕骨長軸と前腕長軸の角度が10〜20度(肘関節伸展位)。
肘関節屈曲90度では、運搬角は0度となります。
腕橈関節とは?
腕橈関節とは、上腕骨小頭と橈骨頭窩からなるかんせつのことです。
形態:球関節、3軸性
運動方向:肘関節屈曲・伸展、前腕回内・回外
上橈尺関節とは?
上橈尺関節とは、橈骨頭と尺骨の橈骨切痕からなる関節のことです。
形態:車軸関節、1軸性
運動方向:前腕回内・回外
※上の写真のように橈骨は橈骨輪状靭帯により、逸脱防止をしています。
子供の時期は、橈骨頭がしっかりと出来ていないので、無理に腕を引っ張ると脱臼します。
気をつけましょう‼️
ヒューター三角?
肘関節が伸びきっている状態(伸展位)の時、上腕骨の内側上顆・外側上顆と尺骨の肘頭は一直線となり、また、肘関節が曲がってくる(屈曲)と、三角形の形になります。
学生は、こんな事まで勉強しまーす。