メディカルパパ〜医療・看護学生や新人向け〜

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【解剖・生理学】大脳・脳幹・小脳の構造や働きを考えよう。-(小脳編)-

 

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脳は最後の1つ、小脳です!

始めていきます!

小脳

重さ:120~140g

橋と延髄の背側にあり、後頭蓋窩に存在

小脳に存在する4つの核

  • 室頂核(小脳核で最も古い)
  • 歯状核(小脳核で最も大きい)
  • 球状核
  • 栓状核

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小脳は3つ!

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原小脳(前庭小脳)

入力:前庭神経(核)から連絡を受け室頂核へ

出力:前庭神経核網様体へ伝えられ、前庭脊髄路や網様体脊髄路により目の運動やバランス、平衡機能に関与

障がい:体幹運動失調を伴う

 

新小脳(橋小脳または大脳小脳)

入力:橋核から連絡を受け歯状核へ

出力:大脳皮質の運動野や運動前野、前頭前野

障がい:新小脳症候群(障がい側と同側が障がいを受ける)

症状:歩行障がい、構音障がい、眼振、反跳現象(スチュワート・ホームズ現象)、筋緊張低下、ジスメトリア(測定障がい)、企図振戦

 

※反跳現象とは、

検測者が患者の手を持って維持し、患者に自分自身の胸に向かって力いっぱい手を引かせる。そして突然検測者の手を離し抵抗を取ってしまう。健常者では、自分の手で自分の胸を打つことはないが、小脳に異常があると自分の胸を強打してしまう(これを本現象陽性とする)。

とされています。

 

※ジスメトリアには、ハイパーメトリア(測定過大)ハイポメトリア(測定過小)があります。

 

古小脳(脊髄小脳)

入力:深部感覚の情報は脊髄通して連絡し球状核や栓状核へ

出力:赤核網様体へ伝えられ、赤核脊髄路や網様体脊髄路により体幹と四肢の運動を制御

障がい:深部感覚障がいにより千鳥足歩行