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【解剖・生理学】関節の種類と構造

更新日:2019年7月26日

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線維(性)関節

線維関節とは、骨と骨の間に関節腔を持たず、可動性が少ない関節のことです。

 

例えば、

  • 頭蓋縫合(冠状縫合、鱗状縫合、矢状縫合、ラムダ縫合<人字縫合>の4つ)
  • 脛腓関節
  • 橈尺関節

 

などに存在しています。

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軟骨(性)関節

軟骨関節には、大きく分けて2つあります。

 

線維(性)軟骨

線維軟骨とは、軟骨細胞と線維細胞を含み、外力に対して強い抵抗力を持っている。

 

例えば、

  • 恥骨結合
  • 椎間円板
  • 関節半月
  • 胸骨結合(胸骨柄と胸骨体)

 

など様々な場所に存在します。

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硝子(性)軟骨

硝子軟骨とは、軟骨細胞のみを含み、半透明であることから別名:ガラス軟骨と呼ばれています。

もっとも体内に多い軟骨です。

 

例えば、

  • 肋軟骨
  • 気管軟骨
  • 喉頭軟骨

 

など様々な場所に存在します。

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滑膜(性)関節

滑膜関節とは、骨と骨の関節を繊維関節包が覆い、繊維関節包の内側を滑膜が覆っており、その中を滑液が充満しています。

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繊維関節包は、線維芽細胞や繊維細胞、コラーゲン繊維で構成されています。

 

関節包の主な特徴として、

①弾性に乏しい(伸びにくい)

②安定性向上に役立っている

③血液供給に乏しい→損傷後の修復が遅い

④神経支配が豊富→固有感覚(位置覚・運動覚・重量覚・抵抗覚)・痛覚の情報

が挙げられます。

 

固有感覚において、

  • 位置覚はどれぐらい曲げているかまたは伸ばしているかの位置情報
  • 運動覚は位置情報に対してどの程度運動しているかの情報
  • 重量覚は重量を感知する情報
  • 抵抗覚は身体に加わる抵抗の情報

があります。

 

身体には、こんなに細かい情報が飛び交っています。すごいですよね…。

 

滑液(=粘稠性〈ねんちょうせい〉)とは、滑膜細胞から分泌され、色は淡黄色や透明。中性よりやや弱アルカリ性

ヒアルロン酸たんぱく質を豊富に含んでします。

 

例えば、

  • 肩甲上腕関節
  • 胸鎖関節
  • 肩鎖関節
  • 肋椎関節

 

など様々な場所に存在します。

 

いかがでしたでしょうか?

関節1つ1つで構造や機能が様々です。

少しは興味持っていただけましたかな?